リストラとは一般的に解雇されることだと思われていますが、実際は減給や降格などを意味している場合もあります。しかし、実際に自分がリストラで解雇された場合はとても楽観視できるものではありません。特に40代~50代という年齢で解雇された場合、再就職に希望を持てる人はほぼいないでしょう。ここでは中高年でリストラされたとしても再就職しやすいといわれている職種について紹介していきます。
中高年がリストラされたら警備員
中高年が多く活躍している仕事をご存知でしょうか。それは警備の仕事です。しかし、そんな中高年が多く活躍している警備員の仕事であっても、仕事に就くというのを軽視してはいけません。再就職するためにもどうすればいいのか考えていきましょう
中高年がリストラされたら考えること
「リストラをされた」ということは、自分は前の会社に不向きな点があったということが考えられます。リストラはネガティブに捉えてしまうものですが、いつまでも失業したままではどんどん再就職しにくくなっていきます。まずはプライドを捨てて自分の市場価値を見定めることが先決です。自分の適正に合った仕事は他にあると考えましょう。
40代50代から新しいことを始めて実際にそれが功を奏した人たちもたくさんいます。リストラされて逆に良かったと思っている人も少なからずいるようです。どうしても不安になってしまう場合は、そういった人たちの記事や動画を見て、ポジティブな方に考えを傾けさせ、就職をできるだけ有利に進めましょう
中高年からでもできる警備員の仕事
警備員の仕事はいたるところに需要があり、活躍の場は、会社のビルや商業施設、工事現場や空港のセキュリティチェックまでいたるところにあります。そのため常に人手不足の状態が続いています。
警備の仕事というのは、基本的な面を見ると警察官の役目と似ているところがありますが、警察官だけでは十分に人員を確保できないため、警察官の手が届かない部分を警備員が補っているといえます。そのため、そこに存在するだけで犯罪を抑制する警察官と同じように、その制服姿だけで犯罪予防となる立派な職業なのです。
警備員の仕事はいたるところに需要があり、そのため人手不足と述べましたが、中高年からでも就職できる理由はそれだけではありません。警備員の人員のほとんどは40代~50代であり、30代でも若いほうだといわれています。そのため同世代が多いので、溶け込みやすいというのもおすすめの理由といえます。
警備の仕事といえば立ちっぱなしで体力がいるとも思われていますが、業種によっては施設内で座って警備する仕事も存在しています。コミュニケーションが必要なものから、ほとんど必要のないものまで、さまざまなものが存在しているので、自分にあった警備の仕事を探してみると良いでしょう。