警備員のアルバイトは、職場によっては休憩がとりづらい場所があるようですが、その実態はどうなのでしょうか。警備員の休憩時間はどうなっているのかみていきましょう。
警備バイトに休憩はあるかないか?
せわしなく動き回ることの多い警備バイト。そんな警備バイトに休憩はあるのでしょうか?
警備バイトの休憩は、職場による
警備員アルバイトは、一回につき8時間勤務が基本で、その中に休憩が含まれています。しかし、職場によっては8時間以上働いても休憩が1時間もないところがあるようです。
これは、労働基準法第41条に記載されている、「この章、第六章及び第六章の二で定める労働時間、休憩及び休日に関する規定は、次の各号の一に該当する労働者については適用しない」の第三項「監視又は継続労働に従事するもので、使用者が行政官庁の許可を受けたもの」に当てはまる場合です。
監視の仕事は、常に常態として何もしない時間が多いため、勤務時間中でも身体的な回復が見込めるといった理由からです。この働き方を「変形労働時間制」といいます。
とはいえ、あまりにも無理な勤務体制を強いられているなど、変形労働時間制に違反している場合は会社と相談をしたほうがいいでしょう。
また、少人数の職場だと、緊急で対応しなければならないことがおこると、たとえ休憩中でも出ていかなければなりません。そういった業務が発生する場合は仕事をする必要があるため、勤務時間とみなされます。しかし、勤務する人数が多い職場であれば、代わりの人がいるため休憩時間中に業務が発生することもないようです。
職場によって、勤務体系やルールが違うので、しっかりと調べることが大事です。
警備バイトで疲れをためないための秘訣
警備員のアルバイトで疲れないためには、時間を有効に使うことです。職場によっては、待機中であっても食事をとることが許されている場所もあります。
また、屋内の警備であれば、空調が効いた部屋でほとんど座りながら業務ができるなど、外の警備と比べると楽です。
警備の仕事といっても、ほとんど誰とも話さないで業務をする仕事もあれば、外での交通誘導警備など、ほかの警備員との連携を取るために大きな声を出す必要のある仕事もあります。
まとめ
警備の仕事は特殊なものが多く、職場によって勤務体系もさまざまです。会社との行き違いがおこらないためにも、しっかりと調べて自分に合った職場を探しましょう。