警備の仕事は給料が高い!資格取得で年収アップも夢ではない

どの仕事についてもそうですが、給料が高いかどうかという点は気になるものです。警備員の仕事は、ハードできついというイメージがあるかと思いますが、待遇は意外と悪くはありません。今回は、気になる警備員の給料についてお話します。

警備の給料は高い?それとも安い?平均年収はどれぐらい?

政府が職業別に給与の平均を調査した「賃金構造基本統計調査」(平成28年度データ)によりますと、警備員の実労働時間は月平均170時間前後で、給料の平均は月約20万円と報告されています。年収としては、300万円以上が見込めるというわけですから、給料はほかの職業と比べても高いほうです。

アルバイトとして採用された場合でも、警備員の時給は900~1,200円が相場です。時給800円以下の安い職種もあることを考えると、時給面では魅力があります。実際にアルバイトの年収ランキングでは、専門的な技術を必要としない職種の中では警備員は年収が高いほうにランクインしています。安定した収入を得たいという人にとっては、警備員として働くことはメリットが大きいといるでしょう。

しかし、こちらでご紹介したのは、あくまでも警備員の給料の平均です。同じ警備員でも、所属している事業所の規模や、仕事内容によって費用効果が異なります。

一般的に、交通警備は比較的拘束時間が短く、高収入のチャンスがある仕事です。施設警備であったとしても、深夜勤であれば収入アップが見込めます。

警備員の給料は高い!資格取得でさらに収入アップ!

警備員の給料はほかの職業と比べて高いとはいえ、長く仕事を続けるつもりなら、年収アップを目指したいものですよね。警備会社に勤めて年収アップを目指すなら、資格を取得するのが近道です。

警備員がより高い給料を目指す場合に取得しておきたい資格には、次のようなものがあります。

・警備員指導教育責任者

警備員指導教育責任者は、法律によって各事業所に最低1人は必要とされているので需要がある資格です。警備員指導教育責任者になると、ほかの警備員の教育や指導などが主な仕事となるので、現場に行って警備する必要がほとんどありません。給料アップが見込めるだけでなく、体力的にも楽になるというメリットがあります。

・業務ごとの警備業務検定

警備業務の中には、特定の資格がないとできないものもあります。「空港保安警備業務」「施設警備業務」「交通誘導警備業務」「核燃料物質等危険物運搬警備業務」「貴重品運搬警備業務」「雑踏警備業務」といったものです。このような専門性が求められる警備業務に必要な資格を取得しておくと、さらに高い給料を得ることができます。

・機械警備業務管理者

足りない人手を補うため、また人件費の削減を目的として、今後はさらに機械警備の拡大が予想されます。機械警備においては、機械警備業務管理者が必要となりますから、持っておくと有利です。

これらはいずれも国家資格であり、警備現場での需要が高いものです。持っておくと、年収アップが見込めるだけでなく、将来的には管理職への登用のチャンスが広がります。なので、警備員として長く働くことを考えているなら、ぜひ資格取得を目指しましょう。

まとめ

警備員の仕事は、正社員・アルバイト、ともに比較的給料が高いということが分かりました。警備の仕事は、やる気次第で給料アップも十分に見込める仕事です。長く勤めるつもりなら、ぜひ資格を取得して管理職への登用のチャンスもつかみましょう!

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