2018年は人手不足が問題視されている年といっても過言ではありません。警備員も、人手不足が嘆かれている職種の1つです。本記事では、警備員が人手不足になっている理由と同時に、今後の業界事情についても紹介します。
目次
人手不足の原因は?警備員の仕事が大変だから?
警備員が人手不足になる一番の原因は、警備員のなり手に対して需要が上回っていることです。イベントや工事、店舗の駐車場など、さまざまな場所で警備員は必要とされます。とくに、2018年は東京オリンピックに向けて建設ラッシュが進んでいるため、都内を中心に警備員の人材確保を積極的に行っている状況です。
また、高待遇を提示していたり寮や社宅を提供していたりする警備会社もあるため就職市場としては魅力があります。転職の波に上手く乗ってみてはいかがでしょうか?
警備業界が人手不足になりがちな原因3つ
警備業界が人手不足になる原因は待遇が悪いだけとは言い切れず、その他にも理由があります。主な理由は下記の通りです。
拘束時間が長い
勤務時間が長い場合は12時間前後拘束されたり、残業が頻繁に発生したりするケースもあります。休日を確保できず、警備員の仕事をやめる人も少なくありません。
体力が必要になる
警備員は立ちっぱなしのことが多いため、体力も必要となります。暑さや寒さ、雨風が激しいと体力を奪われやすいです。生活の中で体力づくりを行うと解決できるかもしれません。警備会社側も、健康で体力がある人材を求めていることを覚えておきましょう。
女性が就業しにくい
女性が就業しにくいという問題点もあります。男社会が苦手な女性には働きづらいです。体力を使う仕事が多いため、女性の採用を敬遠する警備会社もあります。
ただ、求人のなかには女性を高待遇で採用するケースもあるため、女性でも公平に扱う警備会社を選ぶとよいでしょう。
人手不足の原因を改善!警備業界の今後の展望
警備業界に対して不安な人もいると思いますが、将来性はある仕事です。警備会社のなかにはテクノロジーを使って労働環境の改善を行っているケースもありますし、退職後に働いている人もいるため一生涯働き続けられるチャンスは0ではありません。
さらに、ホームセキュリティなど自宅向けの警備サービスも世の中に広がっているため、警備の需要は高まることが予想されます。人材不足で高待遇を行っている警備会社もあるので狙ってみてはいかがでしょうか?
まとめ
最近では女性の警備員も少しずつ増えてはいるものの、いまだに人材不足です。ただ、人材不足が解消されると就職できるチャンスは減ります。1日でも早く仕事に就きたい人は、警備会社へ応募することをおすすめします。