【日払いとは?】その日にお金がもらえないことも?メリット・デメリットもご紹介!

急な出費などで、今すぐお金が必要な時にあると嬉しい“日払い” 制度
しかし、意外と知られていない点や注意する点などもあり、確認不足で入社すると痛い目に遭ってしまうこともあります。
この記事では、日払いとはどういう支払い方法なのか、そのメリット・デメリットなどについて解説していきます。

日払いについて

その日、1日分働いた対価として支払う賃金のことです。
日本では、給与は月払い(月給制)というのがオーソドックスではありますが、イベントスタッフや警備員、軽作業など、その時だけ人手が欲しい場合の職種には多く見られる形態です。
フリーターや短期で高収入を得たい学生、年金だけで暮らすのが難しい高齢者など、少ない日数で収入が欲しい人には最適な待遇でしょう。
しかし、最近では副業OKの会社が増えたことや、テレワークが導入され働き方が多様化した影響などもあり、一般企業でも取り入れている企業があると言います。
また、日払い制度は福利厚生の一環としても注目されてきており、今後は様々な職種で増えていく可能性があります。

支払い方法について

一概に「日払い」と聞くと、その日にお金がもらえるイメージを抱きますが、表記の違いでもらえるタイミングが変わってくる場合があります。

ケビーボ君
ケビーボ君
どういうことでショウ?

日払いとは、正確に言えば“給与計算上の締め日が1日単位”という意味で、必ずしもその日に払われるということではありません。
実際は翌日に支払われることが多く、場合によっては翌週の支払いになることもあります。
また、支払い方法は銀行振り込みや現金手渡しなど、会社によって変わる可能性もありますので、入社する前にしっかりと確認しておく必要があるでしょう。

即日払いも存在する!

多くの人がイメージする「日払い」に近い支払い方法も存在します。
これは、締め日が1日単位というのに変わりはないですが、単純に給与が働いた当日に支払われるというものです。
即日払いの場合、現金で手渡されるイメージもありますが、銀行振り込みも対応している会社も多く、最近のキャッシュレスの影響から、電子マネー(デジタルマネー)での振り込みという手段も出てきています。
また、この即日払いですが、支払いのために印鑑が必要なケースなどが多いため、こちらも入社前の確認が必須となるでしょう。

保険について

働き方によって変動があるので、この辺りは注意が必要です。
日雇いや短期間で労働する場合、「日雇保険」「社会保険」の2つがあり、条件次第でどちらの保険対象になるのかが変わってきます。

・日雇保険
「その日ごとに異なる会社で働きたい」「30日以内の短期間の仕事を続けたい」に該当する人は日雇保険の対象になります。
また、この保険に加入するにはハローワークで日雇手帳の交付を受ける必要があり、条件を満たせば給付金を貰うことも可能です。

・社会保険
「2ヶ月続けて18日以上同じ会社で働いている」「同じ会社に31日以上働いている」に該当する人は社会保険の対象になります。
日雇いという括りであっても、同じ会社で一定期間働いていればこちらが適用されることになります。

規定ありって?

日払いありの仕事を探していると、よく見る「規定あり」の表記。

募集要項に詳細があまり書かれておらず、どんな規定があるのか疑問に思う人も多いでしょう。
そもそも規定というのは、日払いをするルールまたは条件のようなものであり、このルールを守らない人には日払いがされることはありません。

【具体例としては…】
・日払いの場合、日給の上限がある
・日払いで引き出せるのは給与の〇割まで。残りは翌月まとめて支払い
・銀行口座の指定あり
・振込手数料を差し引いた額になる
・日払いに対応できる曜日や時間に限りがある

この様に多くの求人で日払いにルールが設けられており、これに同意した上で日払いをしてもらうので、面接時や入社時にしっかり確認しておく必要があります。

JOBPAY(ジョブペイ)について

日払いの仕事を検索していると、「JOBPAY」という名前を目にすることがあります。
これは給与前払いサービスのことで、JOBPAYカードを使用すれば、全国10万台以上のATMから24時間365日いつでもお金を引き出せるというものです。
銀行口座振込をせずにATMから給与を受け渡せるため、給与の支払いがスムーズで、日払いありの多くの会社が導入しています。
実際に使用する際の注意点として、引出金額に関わらず1回400円(税抜き)の利用料がかかる他、申請してカードが届くまでに1週間程度時間がかかる点です。
また、「すぐに給与が反映されない」などの口コミもいくつか見られるため、そういった場合は会社に確認するか、JOBPAYのカスタマーセンターに問い合わせるなどの対応が必要になるでしょう。

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どんな職種に多い?

日払いは、一時的に大勢の人手が欲しい職種に多い傾向があります。
その具体的な仕事内容をご紹介します。

・警備員
交通誘導警備・雑踏警備・施設警備を行い、多くの人や物を守る仕事です。
道路工事に伴う誘導や駐車場での車両誘導、コンサートや花火大会などのイベントにおける誘導・案内、商業施設での巡回や受付など、その業務は多岐に渡ります。
誰でも未経験から始められることに加え、昨今の人手不足や一度に多くの人手を必要とすることから、「日払い」を導入して応募を募ることがあり、すぐに高収入を得たい人にはオススメの仕事です。

・軽作業スタッフ
倉庫や工場にて、仕分けや梱包などをする仕事です。
荷物を配送先順や種類別に仕分けをしたり、様々な商品を箱や段ボールに詰める梱包、しまってある商品をリストや注文書をもとに集めるピッキングなど、正確性が求められる仕事が多いです。
知識や経験も不要で肉体的にも負担が少なく、短時間でのシフトにも対応をしていたりするので、主婦層や定年後のお小遣い稼ぎとしても人気のある仕事です。

・イベントスタッフ
コンサートやスポーツイベントなどの運営を裏から支える仕事です。
チケットもぎりや会場までの案内、イベント前の舞台設営や売店のスタッフなど、色々な角度からイベントに携われることができます。
不特定多数の人々が集まるため忙しい場面も多いですが、その分学べることも多く、やり終えた後にはイベントを成功させた達成感も味わえる仕事です。
また、土日や夏休みにイベントごとが多いこともあり、学生が多い傾向にあります。

メリット・デメリット

働き方の多様化などもあり、注目されつつある日払い制度。
では、そのメリット・デメリットとはどんなものなのでしょうか?

メリット

・すぐにお金を手に入れられる
やはり1番のメリットは、給料が早く得られるという点でしょう。
日払いの仕事を探す理由の1つに「今すぐお金が必要」ということが挙げられます。
これを解決にするには、短期間で収入を手に入れなければいけない訳で、解決のために日払いは最適な制度なのです。
また、即払いがある場合は、その日の労働が“お金”にすぐに変わるので、一定の満足感を感じられるというのもメリットでしょう。

・空き時間を有効活用できる
日払いのある仕事は、その日1日だけ働ける単発のものが多く、決まったシフトに入らなければいけない仕事より融通が効く点はメリットです。
また、予定のない休日、予定が急になくなったなど、ヒマな時間ができたときにお金に変換することができますし、副業が認められている会社に勤めている人は、副業として定職以外でも収入を得ることもできます。

・さまざまな仕事に携わることができる
その日ごとに仕事を変えられるというのも、多くの仕事を経験できるメリットに繋げられます。
様々な仕事を経験することで、その経験が他の仕事で活きる可能性があることに加え、自分に合った仕事を見定める機会にもなります。
実際、日払いの仕事をする中で自分に合っている仕事を見つけ、長期的にそこで働くことになった例もあり、自分次第でキャリアを築くことができる環境でもあるのです。

デメリット

・収入が安定しない
単発系の仕事が多いため、確実に安定した収入を得ることが難しいです。
また、工事の警備やイベント系の仕事を行う場合は、天候によって中止になる場合もあり、収入の見立てが狂うこともありえます。
そのため、生活の軸として日払いを続けていくのはあまり得策とは言えないでしょう。
日払いの仕事を行う際は、この辺りを計算に入れた上で応募した方がいいのではないでしょうか。

・現金を手渡しで渡されることがある
企業によっては、現金を手渡しされることがあります。
見方次第でメリットにもなりますが、現金でもらうとすぐ使ってしまう人や、大金が手元にあると不安が生じる人にとっては、デメリットにもなり得ます。
また、キャッシュレスに切り替えて生活をしている人も、口座振り込みの方が手間がなくスムーズに給料を使用できるので、現金の手渡しは手間に感じることもあるでしょう。

・固定給料なので賃上げは期待できない
1日締めの給与になるため、昇給が叶うことはほとんどないと言えます。
提示された金額で働くことが一般的なので、長期的に働く仕事のように勤務態度や年数で給与が上がるということがありません。
また、単発の仕事が多いというのも昇給がない理由の1つです。

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本稿でもご紹介しましたが、警備員は「日払い」を取り入れている会社が多く、JOBPAYの導入も進んでいます。

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