警備以外の仕事に転職したい!難しいの?ポイントは?

体力が続かなかったり、給料や待遇に不満があったりするなど、警備員の仕事に不満があるなら転職するしかありません。けれども警備員から他の業種へ転職するのは難しいといわれています。どうすれば転職できるのでしょうか。

警備の仕事からの転職は難しい?

同じ転職でも他の警備会社に移りたいのであれば、人手不足ですから需要がありますし、それまで身につけたスキルや警備関連の資格も活かせます。けれども他の業種へ転職するとなれば、スキルや資格はアピールの材料になりません。そもそも警備員しか経験が無いこと自体がマイナスに受け取られがちです。

警備員も事件や事故を未然に防ぎ、安全を確保する点では立派な仕事であり、責任も重大です。けれども誰でも採用されやすいイメージがあり、表面上はただ立っているだけにしか見えないため、採用担当者からは他の仕事が務まるのか不安視されます。

こうした誤解を打ち消すためにも履歴書や面接では、どんな仕事をして、それがどのように活かせるのかアピールするのが大事です。例えばトラブルを解決したり、規律を厳守したり、過酷な環境で勤務したりする能力は、他の業種でも通用します。

警備の仕事から転職する際に気を付けるポイントは?

警備員から転職するなら、次の職場に骨を埋める覚悟で挑まなければいけません。すぐに辞めてしまうと、次の転職活動で「長続きしない」というレッテルが貼られ、もっと不利になってしまうからです。

長続きするためには、なぜ転職したいのか目的を明確にするのが大事です。例えば体の負担を軽くしたいのに重労働や夜勤があるところは不向きですし、給料に不満があるなら時給が安い仕事は対象外です。このようなミスマッチを解消すれば、すぐに辞めてしまうリスクを防げます。

できれば警備で身につけたスキルを活かせる業種が良いでしょう。1つの仕事を地道にコツコツと続ける点では事務や経理職が向いていそうです。施設警備に携わっていたなら、同じく建物を管理するビル管理業にも転職しやすいでしょう。

どちらも未経験であれば、関連資格を取得することで履歴書や面接でアピールできる材料になります。前者なら簿記2級やMOS、後者なら第二種電気工事士や危険物取扱者乙種4類、2級ボイラー技士、第3種冷凍機械責任者です。

資格の取得までには日数がかかりますし、試験の日程も限られています。そう考えると警備員の転職は長期的に計画を立てて準備するのが望ましいでしょう。転職先を選ぶ余裕も持てるはずです。

まとめ

警備員から他の業種へ転職するのは難しいかもしれませんが、警備での経験やその活かし方をアピールできれば、注目してくれる企業があるでしょう。あらかじめ関連資格を取得しておくのも効果的です。

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