未経験で警備員へ転職するときは、何の対策もしないと採用してくれる会社が限られてしまいますし、入社後に失敗したと感じて再び転職する原因にもなるでしょう。成功させるには、どのようなコツがあるのでしょうか。
警備員転職のコツは、上手な自己アピール
警備員は未経験でも転職しやすい職種です。それでも人気のある警備会社は希望者が多く、ただ漠然と応募しただけでは埋もれてしまい、採用に至りません。その警備会社にふさわしい人材であることをアピールするのがコツです。
最初にアピールする場となるのが履歴書です。採用担当者は、そこで誰と面接するか振り分けます。正確さが求められる仕事ですから、間違いが無いよう丁寧に作成しましょう。
警備会社では忍耐強さや自己管理能力の高さ、セキュリティの概念を持ち合わせていることがアピールになります。過去の経験や実績を引き合いに出すと分かりやすいでしょう。志望動機では警備の仕事に就きたいという意欲やモチベーションを表します。警備業法など関連法案を勉強したり、護身術など役立つスキルを身につけたりするのが効果的です。
面接では履歴書の内容を掘り下げて質問されます。どんな質問にも淀みなく答えられるよう、あらかじめシミュレーションしておくと良いでしょう。もちろん真面目でハキハキとした受け答えも警備会社では大きなアピールになります。
警備会社について調べるのも転職成功のためのコツ
もう1つ、転職を成功させるコツとして、希望する警備会社について事前に調べておくというのがあります。それは警備会社が必要とする人材を知る上で重要ですし、面接では経営理念について質問される場合もあります。
また、どのような業務を受け持っているか、資格取得で給与が上がるか、ボーナスや夜勤はあるかなど、条件が合わなければ事前に応募を止めることもできます。応募して後から断る無駄を省けるだけでなく、転職してから後悔するのを防げるでしょう。
ただし、こうした会社のシステムや雰囲気は、実際に働いてみないと分からないところがあり、自分で調べるのは限界があります。ハローワークや求人誌、警備会社のWebサイトにすべてが載っているわけではありませんし、都合が悪い情報は表に出ないものです。
そこで役立つのが警備専門の転職エージェントです。担当のアドバイザーやコンサルタントは実際に警備会社へ出入りしているので、システムや雰囲気を把握しています。質問すれば第三者の視点から答えてくれるでしょう。
まとめ
警備員への転職を成功させるコツとして、履歴書や面接で能力や意欲をアピールしたり、希望の警備会社について調べたりするというのがあります。どちらも転職エージェントを利用すると、アドバイザーやコンサルタントがアドバイスしてくれるので効率的です。