警備員は正義感が強い人に向いている仕事といわれています。しかし正義感が強いだけでは、現場で良い仕事はできません。
今回は警備員に正義感が必要な理由を解説しながら、警備員に求められる資質や適性を紹介していきます。
目次
警備員の仕事に正義感は必要?
警備員の仕事に正義感は必要なのか説明していきましょう。
あわせて正義感をもつことの重要性や業務にあたる際の注意点も解説していくため、これから警備員になりたい人、自分の適性に悩んでいる人もぜひ参考にしてください。
警備の仕事に正義感は不可欠
結論からいえば、警備員の仕事に正義感は必要不可欠です。
施設警備や交通誘導警備、雑踏警備といったいくつかの種類があるものの、警備員にとって一番重要な使命は、人々の安全を確保することです。正義感が強くないと、任務を遂行できません。
警備員が業務についているときは、自分が警備する範囲の人々を守らなければならない義務を負います。
正義感をはき違えないように注意
とはいえ、警備員として正義感をはき違えなるのはNGです。
警備員は警察官とよく似た制服を着て仕事にあたるため、なかには自分に権威があると誤解して態度が高圧的になったり、攻撃的になったりする人もいます。しかし警備員には、警察官のように法的に認められた強制力や執行力はありません。
警備員はあくまで一般人です。まわりを威圧するのではなく、毅然とした態度で業務にあたることが大事です。
正義感のほかにも必要な資質
正義感以外に必要な、警備員としての資質を紹介してきます。
警備員の仕事は責任が大きく、社会的にも厳しい目で見られる大変な仕事です。自分の適性をしっかり見極めましょう。
暇が苦ではないこと
警備員の仕事に向いているのは真面目であるとともに、暇な時間を上手につぶせる人です。
警備員は依頼に基づいて、さまざまな現場に派遣されます。常に仕事があるわけではなく、天候によって急に仕事が休みになることもあるため、暇に耐えられないと長続きしません。
地味でコツコツ進める仕事も多いため、裏方仕事が好きな人に向いています。
体力に自信があること
警備員の仕事は屋外で立ちっぱなしの仕事が多いため、体力に自信があることも重要な資質です。
実際に警備員として働いている人に対するアンケート調査では、立ちっぱなしでつらいという意見が多く寄せられています。足腰に自信がある人にも適正があるといえるでしょう。
まとめ
警備員の仕事はやりがいがあり、正義感あふれる意欲的な人にぴったりです。ですが体力を使う仕事でもあるため、理想だけでは続きません。
警備員の仕事をよく理解し、自分の適性にあっているかを確認して就業を目指しましょう。