クレームのない仕事をしたいなら、警備員を選ぶのも選択肢のひとつです。対処法を知っておけば、もう怖くありません。
今回はクレームのない仕事を紹介しながら、警備員の仕事やクレームへの対処法を解説していきます。
目次
クレーム対応が少ないといわれる仕事
最初に、クレーム対応が比較的少ない職種を紹介していきましょう。
残念ながら、まったくクレームがこない仕事はありません。しかしできるだけお客様や取引先との接点がない職種を選ぶことによって、リスクを減らすことができます。
1.事務職
業務内容は多岐にわたるものの、データ入力などのパソコンワークがメインの事務職なら顧客との接点が少ないため、クレームを受けるリスクは少なめです。
2.長距離ドライバー
荷物を運搬する長距離ドライバーもお客様と接する機会がほとんどないため、比較的クレームを受けにくい職種です。
3.施設・現場警備
交通や現場の設備を保全する仕事は直接人と関わることが少ないため、クレームを受けにくい傾向があります。
警備関連のよくあるクレーム
警備員の仕事にもクレーム対処はつきものです。ある情報サイトが行った調査では、警備員になって大変なことの第3位に、クレーム対応のつらさがランクインしています。
警備関連のクレームで多いのは、工事現場などで通行止めの説明をしたことに対する苦情や文句でしょう。そのほか、イベントなどで雑踏警備中にお客様に遠回りをお願いしたことで、クレームに発展することも多いです。
逆に警報器や監視カメラをチェックする仕事がメインの施設警備の基地局勤務では、クレームを受けることがほとんどありません。
どの仕事にもクレーム対応はつきもの!急なクレームの対処法
お客様や取引先から急なクレームが入ったときの対処法を紹介していきます。
クレーム対応で気を付けるべきは、相手の悪感情をエスカレートさせないことです。上手にやり過ごして、ストレスを乗り切りましょう。
とにかく「聞く」こと
クレーム対処の基本は、とにかく相手の言い分を聞くことです。苦情や文句ではなく、仕事に対するアドバイスと考えましょう。
相手が間違っていても、反論して相手の神経を逆なでするのは逆効果です。相手に同調して感情的になることなく、傾聴する姿勢を崩さないことが大事です。
普段から誠実な対応を心がける
現場でクレームを受けると業務の忙しさもあってそっけない対応をしがちなものの、誠実な対応はクレーム対処の重要なポイントです。
丁寧で真摯な対応をすればクレームは早く解決するため、大きな問題に発展しません。日頃から業務中は誠実な対応を心がけましょう。
まとめ
お客様や取引先からのクレーム対応は誰にとっても嫌な仕事です。ですが社会人として仕事をするうえで、クレームを避けてとおることはできません。
警備員の仕事の内容を理解して、上手にクレームに対処していきましょう。