警備会社よって取り扱う警備方法も異なりますが、警備には常駐警備と巡回警備の2つがあります。どちらも警備業務ですが、仕事内容は異なり、それぞれに良いところと辛いところもあります。
今回は、常駐警備と巡回警備の違いや向き不向き、共通点を紹介していきます!
この記事はこんな人におススメです。
- 警備の仕事に興味があり、どんなことをするのか知りたい。
- 施設警備の求人を見ていて、言葉の違いが気になった。
常駐警備と巡回警備の警備員のお仕事
警備員のお仕事には常駐警備というものがあります。一般的にはこの種類の警備を行う会社がほとんどです。たとえば、複合商業施設の警備や建物の警備においては、この種の警備方法がとられます。
常駐警備
その名の通り、その施設に常駐し警備活動を行います。
業務内容は施設に設置された監視カメラのチェック、施設利用者のお客様や業者の出入り管理、設備の点検、拾得物管理などが挙げられます。施設の規模によって変動がありますが、商業施設のような大規模な現場だと、10名以上の警備員で交代でこなしでいくことになります。その反面で常駐警備の場合、例えば従業員入り口などのような場合には、一日中決められた現場の勤務なので、ある程度の集中力を必要とします。
巡回警備
巡回警備では、決められたコースを巡回しながら、異常が無いかをチェックしていきます。
決められた時間に聞けられたコースを巡回するのか、それともランダムに決められたコースを巡回していくのかは警備会社によって異なりますが、防犯の関係上、ある程度ランダムに設定している場合が多いようです。
巡回警備の場合は、防犯上の観点から巡回内容についてはその場で決めることがほとんどですが、場合によってはルーティーンのようにして巡回しているケースもあります。警備員が常駐する必要が無い規模の施設の警備については、この種の警備が主に行われます。比較的少ない人数で多くのコースを網羅することができますので、機動的警備においてはこの種の警備が使われます。警備員が少なくても警備が成り立ちますので、中小の警備会社ではよく見かけることがあるかもしれません。
巡回警備の場合移動が多いですので、移動中に疲れが出てしまうこともあります。また決められた時間に巡回する必要があるところでは時間との勝負となりますので、違ったストレスがたまることもあります。
常駐と巡回、どんな人に向いている?
常駐はカメラ監視や出入管理など座哨(座りながらの監視)や立哨(立ちながらの監視)がメインのため、じっとしているのが苦でない方や決められた作業を黙々とこなせる方に向いていると言われています。
一方で巡回警備は、施設内を定期的に動き回る仕事なので、体力に自信のある方や、時間通りに行動するのが得意な方に向いていると言えるでしょう。
常駐も巡回も、未経験から始められる仕事!
施設警備には、警備員を常に配置しておく常駐警備と、決められたコースを巡回させる巡回警備があります。仕事内容は異なりますが、どちらも経験問わず募集している警備会社が多いです。
常駐と巡回、どちらが自分に向いているのか、警備会社で働こうとする場合はよく考えましょう。