これまで引きこもりだった人にとって、働きに出るということはとても勇気のいることでしょう。最初のバイト選びは、今後の生活を左右するかもしれません。
ここでは外で働く第一歩としておすすめのバイトを紹介しますので、ぜひ仕事探しの参考にしてください。
目次
引きこもりの人のバイト探しのポイント
働きやすい仕事を選ぶうえでのポイントを押さえましょう。
短時間・短期間のバイトを探す
「働こう!」と意欲的になったときは気が大きくなりがちですが、いきなり週5日、1日8時間のフルタイム勤務を始めてしまうと、挫折してしまう可能性があります。
最初は焦らずに、できるだけ短時間の仕事を探して、働くことに少しずつ慣れていきましょう。短期バイトであれば、合わないと思ってもすぐに働く期間が終わるのでおすすめです。
未経験でも働けるバイトを探す
「未経験可」と記載のあるバイトは、マニュアルや研修制度が充実している職場が多いので、仕事の内容を丁寧に教えてもらえるでしょう。「働くことがはじめて」という人にも向いています。
また、未経験可の勤務先は人が足りていないところも多く、働いた経験のない人でも採用されやすい傾向にあります。
人と関わることが少ないバイトを探す
引きこもりの生活を送っていた人の中には、コミュニケーションが苦手な人もいるでしょう。そういった人は、できるだけ人との関わりが少ない仕事を選ぶとストレスが少なくて済みます。
ひとりでもくもくと決められた作業をする仕事もありますので、自分の性格に向いている業務内容を探しましょう。
引きこもりの人におすすめのバイト5選
ここからは引きこもりの方に向いているバイトを5つ紹介します。
工場作業員
工場のラインで働く作業員は、人との関わりが少ないのでおすすめです。仕事内容は基本的には単純作業の繰り返しが多いため、一度覚えてしまえば難しいことはありません。
作業中に人とコミュニケーションを取ることがほとんどないので、もくもくと目の前の作業に集中できるでしょう。
警備員
ビルや商業施設、イベント会場、工事現場などさまざまな場面で必要とされる警備員も、引きこもりの方におすすめの職種です。日勤と夜勤があるので、自分に合った時間帯に働けることも魅力です。
警備員は人と顔を合わせますが、深い人間関係や積極的なコミュニケーションを必要としません。人との関わりを少なくしたい方にも向いています。
清掃員
清掃員の職場は、商業施設やオフィスビルから個人のハウスクリーニングまでさまざまです。閉店後など人のいない時間帯のオフィス・店舗や退去後の賃貸物件など、まったく人がいない場面の仕事もあります。
ひとりで清掃する仕事もありますが、ペアやグループを組むタイプもあるので、応募前に確認しておくと良いでしょう。
配達員
新聞や荷物の配達、飲食のデリバリーサービスを行う配達員も、ひとりでできる仕事です。適度に体を動かすので、健康にも良いでしょう。
最近増えている飲食のデリバリーサービスは、登録をしておけば自分の好きな時間に好きなだけ働けます。試しに仕事をしてみる絶好の機会になるでしょう。
ポスティング
ポスティングは、チラシやフリーペーパーをポストに一軒ずつ入れていく仕事です。人に会ったとしてもあいさつをする程度で済みます。
ほとんどの場合、ある一帯のポストに順番にチラシを入れていくだけなので、難しいことはありません。外に出て体を動かせるので、引きこもり生活から抜け出す良いリハビリになるでしょう。
まとめ
引きこもり生活からバイトを始めるのであれば、ポイントを押さえて働きやすい仕事を選びましょう。未経験可で勤務時間が短く、人とあまり関わりのない職種がおすすめです。
おすすめの仕事は工場作業員、警備員、配達員などさまざまです。自身の性格や希望の働き方によって仕事を選んで、社会復帰の第一歩を踏み出しましょう。