夜勤には、日中勤務と比べて給与面の待遇が良く、昼間に自由な時間を確保しやすいというメリットがあります。
今回は、夜勤のある仕事にはどのような職業があるのか、夜勤に向いている人はどのような人なのか紹介します。
目次
おすすめ夜勤のある仕事6つ
夜勤が必要な業種は数多くありますが、その中でも特におすすめの仕事を6つ紹介します。
医療職
入院患者を受け入れている病院やクリニックなど、医療職は夜勤が必要です。働き方としては、シフトによる昼夜交代勤務と夜勤専従勤務の2パターンがあります。
介護職
老人ホームや介護老人保健施設など、利用者が居住することになる介護施設では、夜間の介助や緊急事態への対応を行うために職員が当直しています。
資格がなくても働ける介護施設は多くありますが、夜勤に入るまでには一定期間の日勤勤務が必要であることに注意しましょう。
警備員
警備員も夜勤の多い職業です。交通量の多い大きな道路の工事は夜間に行われることが多いため、夜勤の交通誘導警備が求められます。
また、日中しか営業していない企業のビルでも、夜間に警備員を配置しているケースもあります。
警備員は未経験でも始められ、幅広い年代の人が雇用されている点もポイントです。
土木作業員
さまざまな工事や建設作業を行う土木作業員にも夜勤があります。交通量の多い現場や鉄道関係、現在も使用しているビルの改修工事などは昼間の工事がしづらいため、夜間に作業を行うことも少なくありません。
土木作業員の仕事は体力が必要ですが、給料は高めです。体力に自信のある人にとって向いている仕事です。
ホテルスタッフ
ホテルは24時間営業のため夜勤があります。
夜勤のある部署は、主にフロント係や客室係です。清掃や管理部門などは、一般的に昼間働きます。
注意点としては、小さなホテルの場合、夜勤スタッフがさまざまな業務をこなさなくていけない点です。そういった複数の業務をこなす対応力があれば、働きがいのある職種だといえるでしょう。
コールセンター
夜間に対応しているコールセンターもあります。クレジットカード会社や保険会社は、年中無休24時間、顧客からの電話に対応しています。
夜間は昼間と比べて対応する数は少ないにかかわらず、時給は日勤よりも高待遇なのが魅力です。
夜勤に向いている人
一般的に「夜勤はつらい」というイメージがあります。
とはいえ夜間に働くのが向いている人もいますので、適性に合えばメリットの大きい働き方だといえるでしょう。
最後に、夜勤に向いている人の特徴について紹介します。
生活リズムが夜型の人
「朝や午前中ではなく夜になると仕事がはかどる」と感じる人も多いのではないでしょうか。
夜勤が必要な現場では、夜勤専従スタッフを雇用している企業も少なくありません。生活リズムを崩さないためにも、夜型の人は夜勤だけの働きを選ぶのがおすすめです。
収入を重視したい人
夜勤は割増賃金となるため、同じ仕事・同じ時間働いたとしても、日勤よりも多く稼げます。
高収入を目指しており、お金のためにがんばれる人にとって、夜勤は好都合だといえるでしょう。「目標金額を貯めるまでは夜勤をする」など期限を決めて、夜勤をするのもおすすめです。
まとめ
夜勤が必要な仕事は数多くあります。専門職である医療職から、未経験でも働きやすい警備員やコールセンタースタッフなどさまざまです。
夜型の生活が得意であり、お金のためにがんばれるという人にとって、夜勤は向いている働き方といえるでしょう。