未経験で警備員になりたい、と思った際にどんな警備会社を選べばよいのでしょうか。今回は警備会社の選び方と警備員の未経験可の職場は本当に未経験でも採用してもらえるのかについて紹介します。
未経験でも採用される可能性が高い警備業界
結論から言うと、未経験でも警備員として採用される可能性は、他の業種と比較しても、非常に高いと言えます。
むしろ、未経験の方が、会社の体制や風土に柔軟に適用できる場合が多いという理由で歓迎されることもたびたびあります。
警備員の仕事は、未経験でもできる簡単なものが多いのも、未経験でも採用されやすい理由の一つとして挙げられます。
そのため、「未経験可」と銘打っている求人広告は、別に裏があるわけでもなんでもなく、素直に未経験の人材を求めていると解釈して差し支えないでしょう。
資格を取得して正社員を目指す
未経験でできる簡単な仕事というと、正社員としての雇用される可能性は低いのが一般的です。
アルバイトや契約社員などの非正規雇用からはじまることが多いというのをまずは理解しておきましょう。
こうした場合、その立場から、いかにしてキャリアアップして正社員を目指すかがポイントになります。
警備員がキャリアアップする場合の大きな要素は資格の取得です。警備業界は、資格を持っているか否かで、担当できる仕事が大きく変わってくる業界です。
そのため、資格を持っていることで、会社から受けることができる待遇は大きく変わってきます。
長い目で見て選定すべき警備会社とは
こうした事情を考慮して、警備会社を選ぶとなると、ポイントは以下の二つになります。
- 規模の大きな警備会社を選ぶ
- 資格の取得を推奨している警備会社を選ぶ
まず、規模の大きな警備会社は、仕事が安定していることが多く、仕事がなくて収入が減ってしまうというリスクを減らすことができます。
また、規模が大きいということは、業績が安定しているということなので、従業員への待遇も高くなることが多いです。
規模の大小は、その警備会社の資本金や従業員数から判断するとよいでしょう。
次に、資格の取得を推奨している警備会社です。
繰り返しになりますが、資格を持っているか否かで、警備員の立場は大きく変わります。とはいえ、資格を取得するにも、ある程度の出費がかかるため、簡単には投資しにくいもの。
こうしたとき、資格の取得にかかる費用を補助してくれたり、資格の取得に対して報奨金を支給してくれたりするのであれば、非常に助かることでしょう。
できる限り、こうした制度を持っている警備会社を選定することで、将来的な収入のアップにつながりやすいのです。
こうした条件を満たしている警備会社を選んで就職しても未経験である場合、最初は非正規雇用である可能性は高いです。
しかし、仮に最初は非正規雇用であったとしても、会社の制度によって、正規雇用への転換、待遇の向上が見込みやすい状況を作り出すことができるのです。
長い目で見て、将来の自分をイメージしながら警備会社を選ぶことが、賢い警備会社の選び方と言えるでしょう。