「新卒で警備員の仕事ってどうなんだろう?」「仕事内容や必要な資格について知りたい!」
この記事では、警備員の仕事を考えている新卒の方に向けて、新卒者の警備員事情や資格について徹底解説します。
目次
警備員の就職は新卒にもチャンスがある
「警備員の仕事は定年後」というイメージを持っている方もいるかもしれません。実はそんなことはなく、新卒者にもさまざまなメリットがあるのです。
新卒の警備員を採用する理由
実際のところ、警備員は転職者や中途採用だけではなく、新卒者も積極的に採用しています。なぜなら警備は重要な仕事であり、警備会社も優秀な人材を求めているからです。新卒を一から育てあげ、幹部候補に育てたいと考えている会社もあります。
新卒が警備員になるメリット
警備員は常に不足傾向にあり、それにともない新卒者の求人も高くなっています。警備の仕事は常に一定の需要があり、こういった「仕事が途切れない」という社会的背景も、新卒者が求められる大きな理由だといえます。
人によっては、警備の仕事は非常にやりがいのある仕事です。人の命や財産を守ることから社会的な貢献度も高いといえるでしょう。
さらに経験を積み、資格を取っていけばキャリアアップも狙え、ベースアップも夢ではありません。もちろん経験を積んでいけば、転職や独立という道もあります。
警備員の業務内容と向いている人の特徴
警備員の仕事は、大きく4つに分けることができます。
一定の施設で警備を行う「1.号施設警備」、車などの交通整理を行う「2.号交通誘導警備」、銀行などの金銭を輸送する「3.号貴重品運搬警備」、人命を守る「4.身辺警備」です。
どの仕事も危険と隣り合わせであり、事故や怪我のリスクがあります。常に緊張感をもって仕事を行う必要があるため、責任感や使命感がある方に向いているでしょう。
また、人や物の安全を支える縁の下の力持ち的な仕事であり、多くの場合チームで行います。同僚とのチームワークやコミュニケーション能力も大事になってきます。
さらにお客様と接するという意味では、サービス業の側面もあるため、親切で丁寧な対応力も求められるでしょう。
責任感があり、仲間意識が強く、人と接するのが好きな方にはピッタリです。
新卒が警備員になるために必要な資格
では、警備員になるには、どういった条件をクリアする必要があるのでしょうか。
結論からいうと、欠格事由に触れなければ、必須とされる資格はありません。学歴も問われません。
とはいえ、各種検定や指導教育責任者など、警備関連の資格があると有利です。これは配置基準で会社が有資格者を必要としているためです。また業務に関連する知識や技能があると評価にもつながるでしょう。
しかし実際は働きながら資格取得を目指す人も多いです。働きながら勉強できるので、給料アップやキャリアップも狙え、転職にも有利にはたらきます。
まとめ
警備員の仕事はやりがいもあり需要も高い仕事です。資格がなくても就職でき、就職後に資格を取ることで将来性も広がるでしょう。安定の仕事ともいえる警備員は、新卒者にもおすすめの仕事です。