「警備員になりたいけれど、護身術未経験でも大丈夫?」
今回は、警備員を目指すあなたにに知ってほしい護身術の必要性、種類や学び方について詳しく解説します。
目次
警備員に護身術が必要な理由
護身術は、警備員を目指すあなたにとって必要なスキルです。その理由と護身術の注意点についてみていきましょう。
警備員にとって護身術は必須のスキル
警備員は他人の生命、財産を守ることから、危険と隣り合わせの仕事です。自分を守るためにも大切なスキルです。
業務内容によってどれほど重視されるかは異なりますが、全ての業務において護身術は取得義務があります。また、警備員の定期的な教育にも盛り込まれているほど重要なのです。
護身術が身につくと、自信を持って警備にあたることができるでしょう。また、警備関係の各種資格取得にも必要です。なお、検定資格の取得には、もちろん実技試験も含まれます。
警備員が身につける護身術の注意点
護身術はあくまでも、自分の身を守るための技術であり、積極的に相手に行使するものではありません。攻撃を受けたときにのみ行使するものだと知っておきましょう。
業務によって警棒等の護身具を携帯する場合は、取り扱いに十分な注意が必要です。
警備員が習得すべき護身術とは?
ここからは警備員が習得すべき護身術と、護身術初心者でも警備員になれるのかについてみていきましょう。
警備員が習得すべき2つの護身術
警備員が習得すべき護身術は、徒手によるものと護身具を使ったものの2つです。
徒手による護身術は道具を使わず、素手で相手からの攻撃をかわします。基本となる構えに加え、体さばきや後ろさばきといった防御技と、肘よせや片手内回し・外回し、突き放しや体沈めといった離脱技があります。
護身具を使う護身術は、警棒や警杖、さすまたや盾を使って防御します。ただし、どんな時でも使える護身術ではありません。相手が武器を携帯していたり、明らかな体格差があったりする場合にのみ使用できます。
ちなみに護身具を使う護身術は、護身具の扱い方だけでなく、使用できる場面を瞬時に判断する力も必要です。
護身術初心者でも警備員になれる!
もし今、あなたが護身術を身につけていなかったとしても、警備員になることは可能です。
護身術の教育は、警備業者の義務であるため、採用後に行われる訓練の中で身につけることができます。30時間におよぶ教育訓練で、指導教育責任者からレクチャーされたことをしっかり習得すれば、とっさに身を守ることができるようになるでしょう。
まとめ
護身術は警備員に必須のスキルですが、就業前に身につけておく必要はありません。就業後の教育で指導が受けることができるからです。警備員の仕事に興味がある方は、ひとまず面接でどんな仕事なのか話を聞いてみてはいかがでしょうか。