警備員は日々、何を目標にして仕事をするべきなのでしょうか?今回は「警備員が目標とすること」、「日ごろからどういう点に注意すれば良いか」ということについて説明していきます。
目次
警備員が持つべき目標とは?
ここでは警備員が日ごろから、どのような目標を持って警備すべきなのかを紹介していきます。
警備員の仕事は安全を守ること
警備員の仕事は人の生命と財産を守ることです。施設警備や交通誘導などは地域の安全への貢献も大きく、現金輸送車の警備や要人警護は社会の安全を人知れず守る存在です。
警備員は専門性と技術が要求されるとともに、安全を守っているという責任感をもって業務にあたらなければなりません。
警備員が目標にすべきは「トラブルの未然防止」
警備員の業務では通行人や施設利用者に誘導や注意喚起などを行うことがありますが、警察官と違って民間人である警備員には特別な権限は与えられていません。
そのため、警備する相手との間でトラブルになってしまうケースもありうるでしょう。こういうトラブルが警備ミスにつながることもありますので、警備員にはトラブルを未然に回避する能力が求められます。トラブルが発展すれば会社の信用を損なうことにもなりかねません。
安全目標を実践!警備員がトラブルを防ぐポイント
ここでは、トラブルを防ぐために心がけることを説明します。
業務内容に習熟する
警備員の仕事は専門性が要求されます。そのため、警備会社に就職すると最初に法定の講習を受講して現場に出ます。業務は講習で学んだことを履行することから始まります。トラブルを防止する第一歩は基本を守ることです。
心身の調子を整える
なんといっても体は資本です。心身が不調になると仕事を長く続けることができません。
警備員は長時間立ちっぱなしの状態であったり、酷暑の中や冬場の屋外での仕事もありますので、常に体調を維持できるよう体調を管理することが必要です。
また、警備員の仕事は単純なルーティンワークを長時間続けることがあります。それでも集中力を切らさない忍耐力も必要です。精神的ないらだちはどうしても表情や態度に出てしまいトラブルの元になりますので、定期的にストレスを発散させて心の調子を整えることも心掛けましょう。
常にスキルを高める努力をする
業務のスキルを高め余裕をもって仕事をすることがトラブル防止につながります。そのためには警備会社の教育は率先して受けるようにしましょう。
また、警備員は人と接する仕事であり、警備を担当する現場の人はすべてお客様です。サービス業であることを自覚し、安心や安全というサービスをお客様に届ける気持ちも大切にしましょう。
まとめ
警備員の仕事をする上ではトラブルを未然防止することが重要です。ここに述べたようなことを目標にして、ミスなく警備の仕事ができるよう努めましょう。