警備員に不祥事はNG?欠格事由や予想される処分も解説

どんな仕事にも、これをやってしまったら最悪の場合、解雇されてしまうという不祥事があります。

当然、警備員にも致命的なミスとしての不祥事があります。

ここでは、警備員の不祥事について見ていきましょう。

警備員が不祥事を起こすと解雇されるリスクがある

警備員が不祥事を起こした場合、最悪のケースでは会社から解雇されてしまいます。

では、警備員の不祥事にはどのようなものがあるのでしょうか。

例えば、施設の警備中にうっかり昼寝をしてしまい、その間に泥棒に入られたという事例があります。また、交通誘導中に誘導をミスし、死亡者が出るような事故が起こったというケースもありました。

さらに、貴重品運搬の警備についていた警備員が、私用でその場を離れた隙に金品を持ち去られたり、特殊な事例としては、貸与された警備員の制服をネットオークションに出品したところ、その制服が強盗に使われたという事件が起こりました。

警備会社の規約で定められている欠格事項に該当しない場合でも、不祥事を起こして処分の対象になることは十分にありえるので注意しましょう。

警備会社が警備員の不祥事に厳しい理由は?

どんな仕事においても、不名誉な出来事には厳しいものです。

その中でも、警備会社は特に、厳しい傾向があります。
それはなぜでしょうか。

不祥事にはたくさんの事例がありますが、いずれも社会的な信用や信頼を失わせてしまうような行為です。

警備員がそのような行為に及んだことが発覚した場合、その警備員を雇用していた警備会社の信用は地に落ちてしまうでしょう。

そうなれば当然、その会社の警備員を雇おうとする相手は少なくなってしまうのです。

さらに、警備会社には自社の警備員に対し、教育及び監督指導を行う義務があります。
そのため、不祥事が起こればそうした義務を果たせていないとみなされ、会社内に警察の立ち入りが行われたり、営業停止処分を受けたりするリスクもあるのです。

こうした理由から、警備員として働くなら、信用を失わないように用心する必要があります。

まとめ

警備員の仕事において、不祥事があった場合は欠格事項に当てはまらなくても、解雇になるケースがあります。

不祥事にはいくつか事例がありますが、いずれも警備の信用や信頼を失墜させる行為です。
そのため、警備員として働く場合は、そのような行為に及ばないよう気をつけなくてはいけません。

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