どんな職業にも向き不向きがあるように、警備員にもやはり適性があります。では、警備員の適性とはどのようなものなのでしょうか。ここでは、警備員に向いている人の特徴について解説していきます。
警備員に向いている人の特徴
まずは、警備員にはどんな人が向いているかを見ていきましょう。自分の性格や特徴と照らし合わせて、適性を確認してみて下さい。
警備員に向いている人の特徴としてまず挙げられるのは、暇を苦痛に感じない人です。警備員の仕事は基本的に1人で長時間過ごすことになります。もちろん、イベントや駐車場の案内など忙しい現場もありますが、基本的には暇な時間が多い仕事です。
施設や住宅の警備の場合は、門前や入り口でずっと立っていることも珍しくありません。そのため、暇な時間に耐えられない人にはあまり向いていないでしょう。自分で暇を潰せる人には、警備員の仕事が向いているといえるでしょう。
また、人と話すのが得意な人も警備員の仕事に向いているといえます。警備員は人が寝静まった深夜などに黙々と見回りをする仕事に思われがちですが、夜間の電話対応や同僚との連絡など、人と話す機会も意外に多いものなのです。そのため、人と接するのが得意な人も、警備員の仕事に向いているといえるのです。
警備員に向いていない人の特徴
警備員に向いている人がいれば、向いていない人もいます。では、警備員に向いていない人とはどんな人なのでしょうか。
まず、規則をきちんと守れない人は警備員に向いているとはいえないでしょう。警備員の仕事内容は規則によってきちんと決められていることがほとんどです。そのため、規則をきちんと守れなければ警備員の仕事をこなすことは難しいでしょう。
特に警備業界は警察との結びつきもあり、警備会社はその業務内容や社員の行動を公安に提出したり、年に何回かの査察を受けたりもしています。そうした業界なので、服務規程を違反すれば必ず問題になってしまいます。
また、体力に自信がない人にも警備の仕事はあまり向いていないでしょう。警備の種類や現場にもよりますが、警備の仕事はずっと立っていたり、広い建物や施設の中で見回りをしたりと、意外にも体力が求められる場面が多い仕事です。
特に、危険物や貴重品を警備しながら運搬する仕事である運搬警備業務や、要人を危険から守るためのボディガードは特に体力を重視されます。そのため、体が弱い人や体力に自信がない人には警備の仕事はあまり向いていないといえるでしょう。
まとめ
警備員の仕事は基本的に暇が多い仕事であるため、暇を苦痛に感じない人が適しています。また、深夜の電話応対や同僚とのやり取りもあるので人と話すのが得意な人も向いています。逆に向いていない人の特徴は、規則が守れない人、体力に自信がない人となっています。