海外の警備会社について
世界の民間警備会社ではショッピングモールやデパート内での保安警備や空港での身辺警護、保安検査のなど、世界各地で警備員やボディガードのサービスが利用されるケースが増えている。こうした警備員たちは拳銃や警棒を携帯し、警察官と似たような服装です。
世界の警備会社は近年、大幅な成長を遂げている。世界中の警備員は約2000万人に上り、市場規模は約1800億ドル(約19兆5000億円)です。
世界の人口の半数以上は、警察官よりも民間警備員の人数の方が多い国で暮らしています。
世界最大の警備保障会社はイギリスにある、Group 4 Securicor(G4S)であり、
125か国に従業員65万7000人を擁し、売上は年間1兆円を超えます。
セコム株式会社は日本を代表する警備会社である
セコム株式会社は日本の代表する警備会社で世界のシェアランキングでは3位です。
セコム株式会社は1978年の台湾をはじめ、アジア・欧米に進出してきました。
現在、グループ全体で20か国以上の拠点を展開しております。
アジア圏である台湾・韓国の拠点は非常に大きい売上規模がありますが、
これらの2か国を除くと、オーストラリアにある、セコムオーストラリア株式会社が海外拠点の中では最大級であり、オーストラリア国内では3大セキュリティー会社の一角を占めています。
オーストラリアの警備員「実際に行ってみた」
実際にオーストラリア(ゴールドコースト)に行ってみました。本来であればシドニー等にいけばセコムオーストラリアの本社を見ることが出来ましたが、若者が多く賑わう街ゴールドコーストでどのようなセキュリティー強化がされているか調査しに行きました。
空港へ降り立つと、海外ならではの体の大きい見た目が怖そうな警備員さんがいました。
もちろんのこと、空港保安警備員・施設を巡回する巡回警備員、門番の様に立ち振る舞う常駐警備員が日本と同じく当然の様にいました。
街では大型ショッピングモール以外では警備員を見かけることがほとんどありません。
土木工事現場では作業員の様な方はいますが、警備員なのか不明です。
今回の調査では
日本とオーストラリアでは明らかにオーストラリアの警備員を見かける頻度が少ないことに気がつきました。セコムオーストラリアでは日本の技術である機械警備を今後オーストラリアでも普及させていくとのことだが、現にAIなどのロボット警備が普及しているのかもしれないです。地域によりますが、繫華街や首都圏では人による施設警備よりも機械による警備が世界各国で広がっていくことが予想されます。